私たちについて

大きな街の相談窓口には行きにくい。そんな地域だからこそ、 顔の見える距離でお金の話ができる場所をつくりたい。それが私たちの出発点です。

なぜ、この活動を始めたのか

きっかけは、ある一人の相談者でした。当時50代の男性で、 小さな工務店を一人でやっていた方です。仕事が減り、材料費の支払いのために 複数の消費者金融から借りるようになり、気づいたときには返済が回らなくなっていました。

その方は、私たちのところに来る前に3つの窓口を回っていました。 最初は銀行。次に市役所。そして法律事務所。 どこも「うちでは対応できません」と言われ、最後にたどり着いたのがここでした。

でも、よく聞いてみると、最初から行くべき場所は決まっていたんです。 彼のケースは、自治体の生活福祉資金の対象でした。 それを誰も教えてあげられなかった。ただそれだけのことでした。

お金の悩みというのは、実は「解決できない」ことより 「どこに行けばいいか分からない」ことのほうがずっと多いんです。 そして、たらい回しにされた人は、だんだん相談すること自体をやめてしまいます。

だったら、その「案内役」だけに徹する場所があってもいいんじゃないか。 そう考えて、2018年に小さな相談室を開きました。

活動の規模

大きな組織ではありません。だからこそ、一人ひとりに時間をかけられます。

2018 活動開始年
3名 相談員(常勤2名・非常勤1名)
約1,400件 これまでのご相談件数
0円 相談料(初回・継続とも)

私たちが大切にしていること

相談の現場で、何度も立ち返ってきた3つのことです。

売らない、紹介料をもらわない

特定の業者を紹介して手数料を受け取る、ということは一切していません。 だから「この窓口があなたにとって一番いい」と、忖度なく言えます。 商品を売る必要がないのが、私たちの一番の強みです。

急がせない

お金の話は、急かされると判断を誤ります。 「今日決めてください」とは絶対に言いません。 何度でも話を聞きに来てください。結論は、納得してからで遅くありません。

知らないことは、知らないと言う

私たちは法律の専門家ではありません。 手続きの細かい要件など、判断が難しい部分は正直に「分かりません」と伝え、 適切な専門家につなぎます。中途半端に答えるほうが、よほど危険だからです。

相談室の概要

法人としての基本情報です。

名称
おかねの道しるべ
設立
2018年4月
所在地
〒396-0025 長野県伊那市荒井3456-7 みどりビル2F
代表
小池 志乃(こいけ しの)
スタッフ
常勤相談員2名、非常勤相談員1名、事務1名
事業内容
金融リテラシーに関する普及啓発、 お金の悩みに関する相談および適切な相談窓口のご案内、 自治体・学校・地域団体への出張講座
対応エリア
伊那市を中心とした上伊那地域。遠方の方は電話・オンラインで対応いたします。
費用
すべて無料(自治体からの委託および寄付により運営しています)

代表からのごあいさつ

「お金のことで相談に来るなんて、恥ずかしい」—— そうおっしゃる方が、今でも本当に多いんです。

でも、恥ずかしいことなんて、一つもありません。 病気になったら病院に行くでしょう。それと同じです。 お金のことで困ったら、詳しい人のところに行けばいい。ただそれだけのことです。

私たちは、あなたの代わりに借金を返すことはできません。 でも、あなたが次にどこへ行けばいいかを、一緒に考えることはできます。 それが私たちの仕事です。どうぞ、気軽に扉を叩いてください。

代表 小池 志乃

私たちにできることから、始めます

相談は無料です。まずは電話かメールで、ご都合のよい日時をお知らせください。

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